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「隠された歌は真実を告げる」シリーズの第7巻 「終止形の構図」は"神の刻印か”!?・・・ビザンティン・イコン、をアップいたしました。これで全8巻終了です!

隠された歌は真実を告げる 第1巻 ”最後の晩餐”に秘められた2つの歌の意味とは!  レオナルドと錬金術 前篇 The hidden song tells us the truth.vol.1

What is the secret between The Last Supper and Mona Lisa? The hidden song in Leonardo's Last Supper tells us his secret mind! 音楽的構成(手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表す)を用いて宗教画を制作するという、1500年間、全く知られずに来た伝統的技法の初の解読と、その起源と背景を解明! 西洋美術史上の新発見!

 本シリーズは、西洋絵画史の中で、これまでまったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。
“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、キリスト教絵画を音楽的に構成することにより、宇宙の調和と神との合一思想を表現することでした。具体的には、手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表すというものです。

 第1巻では、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の謎に挑戦します。この絵に秘められた二つの歌が、レオナルドの心の奥底を垣間見せてくれるのです。

もし、「最後の晩餐」と「モナ・リザ」の間に横たわる秘密を解く鍵は錬金術にある、と言ったら、一体、どんなことを想像されますか?

今の我々には、錬金術というとまるでまやかしのように見えますが、ルネサンス時代は、実は、花形最先端技術でした。まあ、いまでいうオカルト部分も含まれていますが(笑)。
 
 では、天才レオナルドは、その錬金術をどのように、「最後の晩餐」と「モナ・リザ」の間に横たわる秘密を解く鍵として使ったのでしょうか?

 でも、もしそうだったとしても、レオナルドは絵のどこに錬金術のサインを隠しているのでしょうか? そして、それはどうやったら見つけられるのでしょうか?

 本書、「隠された歌は真実を告げる」第1巻レオナルドと錬金術(前篇)は、まず、絵の中に隠されていた歌の楽譜から、その謎ときを始めます。

 歌の楽譜があるなんて信じられない!それがなんで錬金術に関係があるんだ?と思われるのはごもっとも。

 では、少しだけ、楽譜の読み説き方法をお教えしましょう。

 この「最後の晩餐」の横幅を35分割し、その幅で縦横にカノン(方眼)を引きます。なんで35分割にするかというと、35はピュタゴラスの調和数だからです。6+8+9+12=35というわけで、全調和音程を整数比で表せる4つの数字の合計値ですね。マクロコスモスとミクロコスモスの照応といったところでしょうか。

 その方眼を譜線と見立てて、縦軸は机の上のパンのラインをミに合わせます。横軸は、イエスの右目をドに合わせます。後は手足の音符を読むだけです。ただし、縦軸の音階の歌の場合、手の音符は上声部と中声部を示していて、足の音符は低声部を示していますが、足の音符の譜線の幅は35分割幅ではありません。もっと狭い、テーブルクロスに示されている模様の幅になります。おそらく、手と違い、動きの少ない足に合わせて、譜線の幅を調節したものと思われます。

次に、表の歌の歌詞をちょっとだけご紹介しておきましょう。

” In verità, io vi dico che un' di voi, che mangia con me, mi tradirà.
イン ヴェリタ、 イオ ヴィディコ ケウンディ ヴォイ ケ マンジャ コンメ ミ トウラディラ
「実を言うと、私と一緒に食事をしている中の一人が、私を裏切るだろう。」

これは、新約聖書マルコの福音書(イタリア語)14章の「最後の晩餐」部分のイエスと使徒たちのやり取りから採られています。これは1番の歌詞で8番まであります。

 なんでラテン語ではなくイタリア語なんだ、しかもなんでマルコなんだ、マタイもヨハネもルカもあるだろう、と思われますよね。それは本文をお読みになれば、なぜイタリア語のマルコの福音書のセリフなのか、はっきりわかります。

 それから、表の歌があるということは、裏の歌もあるという意味です。その裏の歌こそ、われわれをレオナルドの心の奥底へと案内してくれるのです。どうぞお楽しみに(笑)。

 生江隆彦(tanto)

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隠された歌は真実を告げる 第2巻 "岩窟の聖母"はなぜ2つあるのか? ガブリエルの右手がすべてを明かす! レオナルドと錬金術 後篇

ルーブルとロンドン・ナショナルギャラリーの「岩窟の聖母」、一見、ほぼ同じに見えますが、その中に隠されている秘密は大違い。ルーブル版がレオナルドの精魂込めて描いた真筆で、ロンドン版は注文主の修正要求に従って心ならずも変更した作品です。では、レオナルドはなぜわざわざ新しい板に書き直したのでしょうか?

 本シリーズは、西洋絵画史の中で、これまでまったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。
“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、キリスト教絵画を音楽的に構成することにより、宇宙の調和と神との合一思想を表現することでした。具体的には、手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表すというものです。

 第2巻では、第1巻に引き続きレオナルド・ダ・ヴィンチと錬金術の後篇ですが、「最後の晩餐」に並ぶもう一つの秘密、「岩窟の聖母」の謎を、絵に隠された歌を手掛かりに読み解きます。

 世に名高い「岩窟の聖母」、ルーブルとロンドン・ナショナルギャラリー、それぞれにレオナルド作と伝えられるほとんど同じ絵があります。

 ロンドン版は間違いなくミラノのサン・フランチェスコ・グランデ教会の祭壇を飾っていたもの。この教会とその信徒会は、この絵の注文主ですね。しかし、ある日忽然と、といっても1625年頃ですが、フランス王宮のリストに「岩窟の聖母」が現れたのだそうです。どうやってフランスの王室がこの絵を手に入れたのか、経緯は全く不明です。

 ふたつともレオナルド・ダ・ヴィンチの作品、構図はほとんど同じ、パリとロンドンにある、ここまで謎が揃うと、もう、研究者だけでなく、愛好家、ただの物好きまで巻き込んで、ああでもないこうでもないという山のような説、仮説、口から出まかせ、ありとあらゆる真説だという話が飛びかいました(笑)。あっ、そういえば、最近は小説家も参加してるみたいですね(笑)、なにせ、本当のところが解らないものですから、みんな好き勝手に言っているんじゃないか、というと本当の研究者の方に怒られますね。

 さて、私は「隠された歌は真実を告げる」第1巻に続いて、この第2巻でもレオナルドの謎解きに挑戦しました。私の謎解きの手法は、第1巻をお読みいただいた方にはすぐわかると思いますが、そう、あれです。第1巻の「最後の晩餐」と同じ手法で、この2つの「岩窟の聖母」を読み解きました。それにより、これまで飛び交っていた諸説に決着をつけられたと思っています。どうぞ、500年もの間、誰も気が付かなかった視点がいかなるものか、ぜひ本文をご覧ください。世界初の論証です。

 ちなみに絵の中に隠されている歌の楽譜をいかに読解するかがポイントですので、本文には楽譜と歌詞が多数出てきます。楽譜を読むのが苦手の方は、ぜひ、音楽にお詳しい方に演奏していただいて耳でも確かめてみてください。必ずやご理解いただけると思います。

 ちょっとだけ核心に触れておきますと(笑)、ルーブル版とロンドン版の構図の最大の違いは、
1.ガブリエルの右手がルーブル版に描かれているが、ロンドン版にはない。
2.ガブリエルのヒップがルーブル版ではちょっと突き出て目立つが、ロンドン版では全く目立たない。
 この2つです。
 このなかで、ガブリエルの右手が最も重要です。というのは、ルーブル版に秘められた数々の秘密のカギを握っているのがガブリエルの右手だからです。しかし、ロンドン版では、その右手とともに沢山の秘密も消えうせてしまいました。この秘密の半分は、注文主である「無原罪の御宿り」信徒会の教義に関するものです。

 おそらく注文主である信徒会は、隠された意味に気づかないまま、修正要求を出したのでしょう。
①天使の右手がイエス様の頭の上にあるとは不敬だ、はずせ!
②天使の尻がやけに目立つじゃないか。あらぬことを想像させる、尻をひっこめろ!
まあ、大体こんな感じだったのではないでしょうか(笑)。
 あのガブリエルの左のヒップの上によっている丸い皺は、三位一体を表す3拍子の拍節記号なんですけどね。信徒会・教会側から見れば、突き出たお尻はけしからんのでしょう(笑)。

さあ、どうぞ驚天動地のことの詳細を、本文でご確認ください。

Tantoこと生江隆彦

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隠された歌は真実を告げる 第3巻 "春"と"ヴィーナス誕生”に込められたメディチ家の悲願 ボッティチェルリと占星術 前篇 

ヴィーナスの背後半円状の空間には、ヴィーナスの神木ミルテの樹が茂っています。その枝葉の間から空が見えますが、それは、O、C、L、T、と読めます。OCCULTOのこと、イタリア語で”隠されたもの“と言う意味で、日本では”オカルト“と言ったらわかりやすいですかね(笑)。あれは”オカルト宣言”をしているのです(笑)!

“ボッティチェルリの《春》と《ヴィーナスの誕生》とが、ロレンツォ豪華王の再従弟(またいとこ)に当たるロレンツォ・ディ・ピエルフランチェスカ・デ・メディチ(1463-1503)の為に描かれたものだということは、現在ではほぼ異論の余地なく認められている。”
高階秀爾「ルネッサンスの光と闇」(中公文庫1989)第十四章 宇宙的オクターブより引用

 実は、この異論の余地なく認められている認識を完全に打ち破る証拠をそれぞれの絵の中に発見しました。

本シリーズは、西洋絵画史の中で、これまでまったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。
“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、キリスト教絵画を音楽的に構成することにより、宇宙の調和と神との合一思想を表現することでした。具体的には、手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表すというものです。

ボッティチェルリの「春」と「ヴィーナス誕生」は宗教画ではありませんが、音楽的構成により絵を制作するという伝統的技法が見事に使われています。この2作品に3曲の歌の楽譜が隠されています。その歌詞はいずれもキリスト教とは関係ありません。この歌が、すべての謎を解き明かしてくれるのです。

「春」は、ロレンツォ・デ・メディチが弟のジュリアーノのピオンビーノの領主アッピアーニ家の娘セミラミーデとの政略結婚の祝賀品としてジュリアーノのために描かせたものです。しかし、パッツィの乱でジュリアーノが暗殺されたため、又従弟のロレンツォ・ディ・ピエルフランチェスカ・デ・メディチをその結婚の相手としたのです。ピオンビーノはフィレンツェ共和国とシエナ共和国に背後を囲まれた小国ですが、要衝の港を抱え、対岸にはイタリア唯一の鉄鉱石生産地であるエルバ島を有していました。ロレンツォは両家の結びつきにより、要衝の地の確保によるフィレンツェの安全保障と鉄鉱石の専売権を手に入れようとしたんですね。

 「春」の絵の中に、ロレンツォ・デ・メディチが注文主である証拠、ジュリアーノ・デ・メディチの祝賀である証拠が明確に残されています。パッツィ戦争の後、アッピアー二家との婚礼まで日がなかったので、絵を書き直すことはしなかったのでしょうね。

 その証拠とはいかなるものか、是非、本文をご覧ください。

 「ヴィーナス誕生」も同様に、ロレンツォ・デ・メディチが長男のピエロとローマの大貴族オルシーニ家との婚礼の祝賀品として描かせています。ロレンツォ・デ・メディチの妻もオルシーニ家から迎えています。

親子二代続いてなぜオルシーニ家から、とお思いでしょうが、オルシーニ家はこの時まですでにローマ教皇を二人輩出していると言えば、その理由はお分かりでしょう(笑)。

これも同様に沢山の明確な証拠がはっきりと残されています。分かりやすい例を一つ挙げますと、キュプロス島に上陸しようとする女神ビーナスに、陸で待ち構えていた時の女神ホーラが衣を着せかけようとしていますね。その衣をコピーして反転させ、もとの衣と合わせると“法王冠”と“法衣”になります。

 上陸しようとするヴィーナスは自分の次男のジョヴァンニ、それに法王の冠をかぶせるのはこの俺だと、ロレンツォは言いたいのでしょう。ホーラの手と足を結んでごらんなさい。Lの字になっているでしょ。ロレンツォ・デ・メディチ(Lorenzo de' Medici)のことです。

 そして、結婚の祝賀品という名目で制作したこの二つの作品で、一体何をしようとしていたのか、その隠された本当の意味を解読し、解説しています。

 「春」の画面中央にたたずんでいるヴィーナスがサインを送っていますね。ヴィーナスの背後半円状の空間には、ヴィーナスの神木ミルテの樹が茂っています。その枝葉の間から空が見えますが、それは、O、C、L、T、と読めます。OCCULTOのこと、イタリア語で”隠されたもの“と言う意味で、日本では”オカルト“と言ったらわかりやすいですかね(笑)。

 ロレンツォとボッティチェルリとポリツイアーノは、あそこで“オカルト宣言”をしているのです。

 さあ、どうぞそれらの謎の真相をご覧になってください。ルネッサンスの認識が一変すると思いますよ(笑)。


生江tanto隆彦

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隠された歌は真実を告げる 第4巻 「受胎告知」に秘められたルネサンスの宇宙観! ボッティチェルリと占星術 後編 

The hidden song tells us the truth.vol.4 音楽的構成(手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表す)を用いて宗教画を制作するという、1500年間、全く知られずに来た伝統的技法の初の解読と、その起源と背景を解明! 西洋美術史上の新発見!

本シリーズは、西洋絵画史の中で、これまでまったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。
“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、キリスト教絵画を音楽的に構成することにより、宇宙の調和と神との合一思想を表現することでした。具体的には、手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表すというものです。

 第4巻は、ボッティチェルリと占星術の後篇ですが、ボッティチェルリの天才・奇才ぶりを余すところなくお伝えしています。
 ボッティチェルリとレオナルドは、一時期、ヴェロッキオの工房で一緒だったそうですね。ボッティチェルリが少し先輩で、親方格だったようです。でも、この二人は、なんとなく性格は合わなかったのではないかなぁ~、というのが、私の推測です(笑)。

 というのも、レオナルドは手記で、ボッティチェルリと思われる画家を2回ほど批判しているんですね(笑)。

 ひとつは、絵具を吸わせたスポンジをキャンバスに投げつけて背景がわりにするような・・・と怒ってます(笑)。

 そして、本気で怒っているのが、“私は、今日、あたかも窓から身投げをしそうになっている受胎告知像を見た。聖母マリアと天使ガブリエルをあのような構図に描いてしまうとは、なんたる不届きなことか(怒)!”
 ちょっと私のおぼろげな記憶に演出を加えて書いてますので、あまり正確ではないかも知れませんが、おおよそこんな感じです(笑)。

 そのレオナルドがくさした「受胎告知」が、第4巻の表紙を飾っています(笑)。

 私もこのシリーズを書き始める前は、レオナルドの言うことも、まあ、解らないでもないなと思っていましたが、あらためて見てみると、この作品も驚愕ものでした。あのピュタゴラスの全調和音程、それを整数比で表わせる4つの数、6,8,9,12が絵の中に描き込まれているんですね。

 さあ、ボッティチェルリはどうやって6,8,9,12を表現したのでしょう、そして、それを絵の中に隠し込むことは、一体どういう意味なのでしょうか?

 1,2,3巻を読んでいただいた皆様には、すぐにお分かりのことと思います。
また、繰り返しになりますが、“小説よりも奇なる事実”をお楽しみください(笑)!

生江隆彦(tanto)

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隠された歌は真実を告げる 第5巻 百花繚乱のルネサンス・・・ミケランジェロ、ラファエロの絵にも歌が!  

The hidden song tells us the truth.vol.5 音楽的構成(手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表す)を用いて宗教画を制作するという、1500年間、全く知られずに来た伝統的技法の初の解読と、その起源と背景を解明! 西洋美術史上の新発見! 

本シリーズは、西洋絵画史の中で、これまでまったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。
“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、キリスト教絵画を音楽的に構成することにより、宇宙の調和と神との合一思想を表現することでした。具体的には、手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表すというものです。

 第5巻のタイトルは、バロック・ルネサンスとありますが、ほとんどルネサンス期の作品の検証で、バロックはカラヴァッジョの2点のみです。というのも、ルネサンスから遡る形で絵の中の歌や終止形の構図の起源を探っていたもので、いつまで続いているのかについては宿題にしていますので(笑)。
 このルネサンスという時期の作品は、言い古されてきた表現ですが、それこそまさに自由奔放の一歩手前?の百花繚乱としか言いようのない様を呈しています。目次に作家、作品名、隠されている歌、を挙げておきましたが、楽譜の形が信じられないくらいヴァラエティに富んでいます。じつはこれはゴシック期にその萌芽が見られます。
いくつか例を挙げますと、
魚の形・・・イエスの意味、
X字型・・・ΧΡΙΣΤΟΣ キリスト、
8の字型?それとも、無限大?アナレンマ(太陽の1年間の軌跡)? 
カバラのセフィロト型、これはコズメ・トゥーラの「玉座の聖母」ですね。あの少々奇妙な顔のマリアといい、本当に不思議な作品ですね。コズメ・トゥーラの研究も宿題にしておきました(笑)。

  では、どうぞ花咲き誇るルネサンスの息吹を感じて下さい(笑)!

目次
1.カラヴァッジョ「ロレートの聖母」1604? グローリア
2.カラヴァッジョ「馬丁たちの聖母」1606? アヴェ・マリア
3.ロレンツォ・ロット「聖母子・聖女カタリーナ・聖大ヤコブ」1527/33グローリア
4.ラファエロ 「小椅子の聖母」 1514-16  アヴェ・マリア
5.ミケランジェロ 「アダムの創造」1508-1512  サンクトゥス/生めよ、ふえよ、地に満ちよ/天の高きより露を降らせよ
6.コズメ・トゥーラ「玉座の聖母」1474  アヴェ・マリア
7.コズメ・トゥーラ「ピエタ」1474  スターバト・マーテル
8.ヴェロッキオ「キリストの洗礼」1472-75? Questi è il mio amato Figlio,
9.フィリッポ・リッピ「聖母子と二天使」1465? グローリア
10.フィリッポ・リッピ「玉座の聖母子」1437?  Venite ad me(Sirah)
11.ドメニコ・ヴェネツィアーノ「聖母子と聖人たち」1450? アヴェ・マリア  

隠された歌は真実を告げるシリーズについて

隠された歌は真実を告げるシリーズ第1巻~第8巻は、西洋絵画史の中で、これまで、まったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。
“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、絵の中に「歌」の楽譜ないしは「終止形の構図」を描きこむことで、あるものを表現することです。

そのあるものとは何か?
その手法は、いつ、誰が、なんのために始めたのか?
その手法は、なぜ今まで知られていなかったのか?

それらの疑問を、ルネサンス・ゴシック・ビザンティンと遡り、楽譜を読み取り歌詞を解明しながら探っていく中で、隠されていた事実がその真の姿を見せるという、驚くべき発見が相次ぎました。

隠された歌は真実を告げる 第1巻~第8巻のタイトル

第1巻 "最後の晩餐“に秘められた裏の歌は”モナ・リザ“の秘密を明かす! レオナルド・ダ・ヴィンチと錬金術 前篇
第2巻 "岩窟の聖母“がふたつある謎 レオナルド・ダ・ヴィンチと錬金術 後編
第3巻 "春"と"ヴィーナス誕生”に込められたメディチ家の野望 ボッティチェルリと占星術 前篇
第4巻 プトレマイオスの正方形が示すルネサンスの宇宙観!  ボッティチェルリと占星術 後編
第5巻 魚、アナレンマ(太陽の軌跡)の楽譜、百花繚乱のバロック・ルネサンス
第6巻 蝶やハートに鶉! 百花咲き始めのゴシック・国際ゴシック
第7巻 終止形の構図は神の刻印か! ビザンティン・イコン
第8巻 今明かされる“妙なる調和“

 そして、本書はこのシリーズの第5巻です。
 どうぞ、世界初の新説をお読みください。

 生江隆彦(tanto)

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隠された歌は真実を告げる 第6巻 百花咲き始めるゴシック・国際ゴシック ・・・絵の中の蝶々が奏でるアヴェ・マリア!   

音楽的構成(手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表す)を用いて宗教画を制作するという、1500年間、全く知られずに来た伝統的技法の初の解読と、その起源と背景を解明! 西洋美術史上の新発見!

本シリーズは、西洋絵画史の中で、これまでまったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。
“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、キリスト教絵画を音楽的に構成することにより、宇宙の調和と神との合一思想を表現することでした。具体的には、手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表すというものです。

 第6巻では、ゴシック期、国際ゴシック期の作品を検証します。
ゴシックというと、イメージの上では、何かヨーロッパ中世の暗く禁欲的で、キリスト教の強い抑制の下におかれているという感じが強かったのですが、実際にいくつかの作品を見てみると、私が持っていたそういう先入観は吹っ飛んでしまいました(笑)。
キリスト教絵画であっても、感情の煌きや感動を表わそうとする画家たちの工夫が随所に見受けられます。特に時代がくだり、画家たちがヨーロッパ各国を行き来する国際ゴシック時代になるとなおさらですね。

表紙に取り上げた「ウィルトンの二連祭壇画」は、そうした時期の作品で、右翼の聖母子と奏楽の天使達がとても可愛らしくお茶目に描かれています。普通、奏楽の天使というと、手に手にいろいろな楽器を持っていて、まあ、小さなオーケストラのようなものなのですが、でも、この絵では何も手にしていませんね。
 このようなパターンは多少あって、手に楽器を持っていない時は合唱をしている、という意味になります。なんといっても“奏楽の天使”ですから(笑)。

 そういうわけで、この右翼にはきっと楽譜が隠されているだろうと思って検証してみたのですが、なかなか見つかりません。C(ド音)をあらわす手の形など、ヒントは見つかるのですが、簡単にわかると思っていた楽譜を探すのに、相当苦労しました。いろいろな読み方をしてみてもさっぱり解らない、少しあきらめかけていたときに、ちょうどこの時代に流行った変わり種楽譜のことが頭に浮かびました。それで早速読んでみると、呆れるほど簡単に読めてしまいました。なんと、それはハート形だったんですね。
 もし、楽譜の読みときを実際に試みてみたいとお考えでしたら、このゴシック期を手始めにおやりになるとやり易いかもしれません。しかも、もっともっと面白い、人を食ったような(?)楽譜が山のように埋もれていると思います(笑)。みんな読み解いてくれるのを待っているんじゃないですか(笑)!
 
あっ、それから、8番目のミニャールは17世紀フランスの古典派の画家ですが、イタリアでずいぶん修業したようで、美しい聖母子ですね。この絵には見事な「終止形の構図」と楽曲が描き込まれています。その曲はゴシック期の絵画に比較的多く見られるサンクトゥスです。というわけで、このゴシックの最後に入れておきました。

 わずかな数の検証でものを言うのは何ですが、サンクトゥスは歌詞も短く、S字型に音符(手足)を配置するのも比較的たやすいので、楽曲を描きこむことの揺籃期には多く使われたのではないかと考えています。

 さて、それでは“人を食ったような(?)楽譜”をお楽しみください(笑)。

 生江隆彦(tanto)

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隠された歌は真実を告げる 第7巻 ビザンティン・イコン ・・・「終止形の構図」は神の刻印か!?

音楽的構成(手と足が音符を意味し、賛歌の楽譜や終止形の構図を表す)を用いて宗教画を制作するという、1500年間、全く知られずに来た伝統的技法の初の解読と、その起源と背景を解明! 西洋美術史上の新発見!

本シリーズは、西洋絵画史の中で、これまでまったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。
“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、キリスト教絵画を音楽的に構成することにより、宇宙の調和と神との合一思想を表現することでした。具体的には、手と足が音符を意味し、終止形の構図や賛歌の楽譜を表すというものです。

これまでルネサンスからゴシックと絵の中にある歌を探して遡ってきました。数々の名画の中にびっくりするほどの歌が隠されていました。それらは宗教画のテーマをあらわす宗教曲であることがほとんどでした。ボッティチェルリやレオナルドのように、その範囲を大きく飛び越えた作家もいますが、それはルネサンス期の発展型と考えられます。
 
そして、それらの歌とともに「終止形の構図」が必ずと言ってよいほど見られます。「歌」と「終止形の構図」を較べてみた場合、「歌」の中には「終止形の構図」の持っているものはすべて含まれています。ということは、「終止形の構図」が先で「歌」はその発展形ではないかと考えられますが、実際は、最初から同時にあったものなのかもしれません。ただ、規模の小さな絵でも「終止形の構図」は作れますので、まずは、その「終止形の構図」は、いつ、どこで、だれが、なんのために始めたのかを探ることが肝心でしょう。
 ゴシック期の聖母子像に「終止形の構図」がはっきりと確認できるということは、それ以前の時代から伝わってきた可能性が大です。このシリーズではロマネスク時代の作品は取り上げませんでしたが、検証した作品は多くはありませんがすべてに「終止形の構図」が認められました。すなわち、このビザンティンから伝わってきているものと思われます。ビザンティンとなれば、ギリシャ哲学に端を発する“宇宙の調和”とキリスト教での"神との合一“思想のふたつがともにあることは最もふさわしいのかもしれません。

 では、ビザンティン・イコンの世界に参りましょう。

 tantoこと、生江隆彦

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隠された歌は真実を告げる 第8巻 いま明かされる“妙なる調和”! 

“Recondita Armonia”, the Concealed Harmony of the Universe is now revealed ! "The hidden song tells us the truth. vol.8"

本シリーズは、西洋絵画史の中で、これまでまったく知られずに来た伝統的手法を明らかにするとともに、その謎に満ちた背景を探ったものです。

“まったく知られずに来た伝統的手法”とは、キリスト教絵画を、音楽的に構成する(手と足が音符を意味し、賛歌の楽譜や終止形の構図を表す)ことにより、宇宙の調和と神との合一思想を表現することでした。

そして、その手法は、いつ、誰が、なんのために始めたのか?
さらに、その手法は、なぜ今まで知られていなかったのか?

 その疑問を、ルネサンス・ゴシック・ビザンティンと遡り、楽譜を読み取り歌詞を解明しながら探っていく中で、隠されていた事実がその真の姿を見せるという、驚くべき発見が相次ぎました。
 もちろん新仮説ではありますが、これまでのどの資料よりも明確で力強い画家本人のメッセージが示すところの結果です。

さて、この第8巻「いま明かされる”妙なる調和“」では、第1章で、プラトンの「ティマイオス」において、その宇宙の調和理論がどのように説かれているか、ピュタゴラス音階がなぜ、宇宙の調和を表わすのかを明らかにしていきます。

 そして、第2章では、なぜ画家たちが、教父たちが、イコンの中に、祭壇画の中に、その他一般の作品の中に、調和の構図、すなわち「終止形の構図」や「歌」を描きこんだのか、を考えていきます。

 歌や合唱の最後に現れる終止形が、なぜ、絵の中に隠されているのか、その目的は、「神との合一」の願いと「宇宙そのもの」を写し込むこと、すなわち、マクロコスモスをミクロコスモスに描きとること、これすなわち、世界の再創造をなすことであったのか?それとも、もっと単純で自然な気持ちだったのか?

 これに大きなヒントを与えてくれるのは、そもそも、人はなぜ歌を歌うのか、という根本的な問いかけです。第1節では、エスキモーのクジラ村の歌、ポリネシアの首狩り族の歌、そしてキリスト教の賛美歌という、時代も社会もまるで違う三つの歌から、いわば、「神の刻印」の背景を探ります。

 そして、第2・3節でこれまでの最大の謎、なぜ、今まで知られていなかったのか?
もし、秘密にされてきたのならその理由は?を考えてみましょう。

 おわりに、残された課題として、検証作品の増補、「終止形の構図」のルネサンス以降の歩み、ビザンティン以前の作品、彫刻などの検証、カノン(方眼)の研究、ユダヤ音楽と初期キリスト教音楽の関係、中世の世俗音楽と教会音楽の模様などなど、今後の検討していくべき問題に触れておきます。

 では、本書はこのシリーズの最後、第8巻です。
 さいごまで、おつきあい、ありがとうございました。

tantoこと、生江隆彦

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